明石市で冬は活ふぐのてっさ、てっちり、夏は鱧の湯引き、天ぷらを堪能

兵庫県明石市本町、瀬戸内海の明石海峡近く―。1975年に創業して以来、地域の方々に長らくご愛顧をいただいている「いずも亭」では、四季折々の和食を織り交ぜたコースをご提供しています。どの逸品も、割烹料亭で鍛えた熟練の技術で織り成す絶品ばかり。中でも、新鮮な活魚料理と、ふぐや鱧を味わえる鍋は、特にこだわりをもってお作りしています。また、2階建ての当店は、和の情緒溢れる洗練された空間が広がるのも魅力の一つ。接待や記念日、結納・顔合わせや人生の節目のお祝いなど、特別な日にもご利用いただいています。もちろん、気軽な普段使いや大人数の会社宴会も歓迎ですので、気軽にご予約ください。

当店は何度か移転しながらも、明石の海の側からは離れずに今日まで営業して参りました。
だからこそ、明石の海で獲れる鮮度の良い魚と真剣に対峙することで磨いてきた、目利きと捌きの技術の高さには自信があります。
食材本来の味を引き立たせた様々な逸品を、心ゆくまでご堪能ください。

素材の味を活かす調味料焼物に欠かせない秘伝のタレをはじめ、鍋料理とともにお召し上がりいただくポン酢にもこだわりを。
食材の風味を損なわないように考えられたレシピは、親の代から受け継ぐ、奥深い味わいです。
醤油をベースに、昆布や鰹の出汁、徳島県産の柚子や酢橘を合わせて一週間寝かせることで、素材そのもののフルーティーな香りを引き立たせた、やさしい酸味のポン酢に仕上げています。

地元の漁師さんから直接届けていただいた活魚は、店内の生け簀でしっかりと管理。
生け簀から取り出してすぐにご提供するよりも、少し寝かした方が旨味が凝縮するものもあるため、そういった魚は出すタイミングを見極めて丁寧に締めています。もちろん、お申し付けいただければ、生け簀の活魚をその場で捌き活け造りにしてご提供することも可能です。

漁港からほど近い当店では、明石の内海で獲れる活魚を中心に、質の良い魚介を様々に仕入れることが可能です。海峡があるために干満の差で激しい潮流が起こる明石の海で獲れる魚は、大きさは小ぶりながらも、栄養豊富な餌をしっかりと食べ、旨味が凝縮されているのが特徴です。

寒い冬の時季に扱うのは、活ふぐ。
大きさやツヤ、身の締まり具合を見極めて仕入れた上質なふぐは、お店で素早く丁寧に捌いています。コースでは、てっさやてっちりをはじめ、焼きや唐揚げにしてご提供。
中でも、秘伝のタレで旨味を引き立たせながら焼き上げる炭火焼ふぐは絶品です。ふっくらとやわらかく、淡白ながらもほのかに甘みを感じられます。

夏が旬である鱧もまた、生かしたまま仕入れています。小骨が多い鱧は、骨切りという調理工程が重要で、それには熟練の技が必要となります。当店では経験豊富な職人が、美味しさを損なわないようにご提供の直前に骨切り。
それを、鱧すきや鱧湯引き、天ぷらや焼き鱧にしてご提供しています。焼き鱧は、一緒にお出しする七輪で皮目のみをお好きな加減で焼き、自家製ポン酢や梅肉を付けてお召し上がりください。